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天城(あまぎ)は、日本海軍の未成航空母艦。 == 概要 == 本艦は八八艦隊計画で建造された天城型巡洋戦艦のネームシップ(1番艦)である。1922年(大正11年)2月に締結されたワシントン海軍軍縮条約にともない、2番艦「赤城」と共に巡洋戦艦から航空母艦に改造することを予定していた〔#加賀空母改造件pp.4-5『大正十二年八月二十一日 大臣 侍従長宛 曩ニ軍艦天城赤城ハ巡洋戰艦トシテ命名御治定相成天城ハ横須賀海軍工廠ニ於テ赤城ハ呉海軍工廠ニ於テ建造中ニ有之候其ノ後華府會議軍備制限條約ニ依リ巡洋戰艦ハ今後十個年間建造セラレザルコトト相成候ノミナラズ建造中ノモノモ廢棄致ス可キト決定相成候ニ就テハ天城赤城ハ之ヲ帝國海軍ニ於テケ緊急整備ヲ要スル航空母艦(排水量二六,九〇〇噸)ニ艦種ヲ変改ノ上両海軍工廠ニ於テ各其ノ工事ヲ継續致シ又右ノ結果條約ニ依ル航空母艦ノ帝國割当排水量ノ関係上大正十年度ニ於テ建造着手ノ豫定ニテ命名御治定相成候航空母艦翔鶴ノ建造ハ之ヲ取止コトニ致候條此ノ旨可然御執奏相成度此段申進候(終)』〕。 だが1923年(大正12年)9月1日の関東大震災により大破、修理不能と判定され廃艦となった〔#大正12年雑款p.2『大正十二年十一月十二日海軍省公表 華府會議ノ結果航空母艦ニ改造ノコトニ豫定サレ居リシ軍艦天城ハ過般ノ震災ニ依リ横須賀海軍工廠船台上ニテ船体ニ故障ヲ生シタル為改造不適当トナリシヲ以テ今般其ノ代艦トシテ軍艦加賀ヲ航空母艦ニ改造スルコトニ決定シ此旨華府會議海軍條約関係各國ニ通牒セリ(了)』〕〔#日本空母物語52-54頁『巨艦赤城と加賀』〕。 天城型巡洋戦艦2番艦「赤城」はそのまま巡洋戦艦から空母に改造されたが〔#幕末以降帝国軍艦写真と史実p.116『赤城(あかぎ)【二代】|艦種航空母艦|艦名考初代赤城の項参照(p.45)。|艦歴此の艦は巡洋戰艦として大正9年12月6日呉工廠に於いて起工の處、海軍々備制限に關する華府條約の結果に由り、同12年11月19日航空母艦に改造することと爲り、昭和2年3月25日竣工。|要目 長232.56米|幅28.04米|吃水6.45米|排水量26.900噸|機關 タルビン艦本式罐19臺|馬力131,000|速力28.5|兵装 20㎝砲10 12糎高角砲12|起工大正9-12-6|進水14-4-22|竣工昭和2-3-25|建造所 呉工廠』〕、本艦の代艦として加賀型戦艦1番艦「加賀」が空母に改造された〔#達大正12年11月p.16『達第二百二十四號 軍備補充費ヲ以テ建造中ノ戰艦加賀及巡洋戰艦赤城ノ艦種ヲ航空母艦ニ改メラル 大正十二年十一月十九日 海軍大臣 財部彪』〕〔#幕末以降帝国軍艦写真と史実p.116『加賀(かが)|(艦種)航空母艦|(艦名考)國名なり、加賀國に採る|(艦歴)大正9年7月19日神戸川崎造船所に於て起工、昭和3年3月31日横須賀工廠にて竣工。此艦は戰艦(排水量39,900噸)として起工せられ進水を了したるも、華府條約の結果、一旦廃艦することとなり、更に関東大震災後天城の代艦として大正12年11月19日航空母艦に改造することと爲り、昭和3年春竣工したるものなり。昭和6-7年事變(日支)従軍:同7年2月上海及揚子江方面警備(艦長大佐大西次郎)』〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天城 (赤城型空母)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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